こんにちは
特需クラブ代表の松浦と申します。
特需クラブは、就労継続支援の健全な収益化を伝えるための活動としてスタートしました。
私は2013年から㈱特需プロジェクトという「ものづくり」会社を立ち上げ、
新規の受注先を100件以上増やし、数多くの制作物を世の中に提供してきました。
受注を自動化し、適正な利益を得るその仕組み自体をを顧客にも提供することも行っています。
元々縁があったのか、B型事業所を10年以上運営している友人と再会し、その後
2018年から数件の就労継続支援の仕事をお手伝いすることになりました。
2020年にベテランのサービス管理者と出会ったことで、就労継続支援B型事業所アシタハレルヤを立ち上げ、
私が学んできた「ものづくり」を利用者に教え、受注・生産する事業を行っています。
実際に事業所を運営したことで、特需プロジェクトで行ってきた「ものづくり」の業務を細分化し、
ひとつひとつを単純作業に置き換えることで就労継続支援事業所でも同様のシステムが組めることがわかりました。
また、就労継続支援を始めたことで、この業界ではどのような悩みを抱えているかを理解することにもなりました。
「利用者の数が安定しない」 「仕事や作業がない」 「スタッフがいない」「就労作業で利益を獲得するこが難しい」
「スタッフの負担が増えている」「高齢化」「多目的にしないと採算があわない」など
同業の方々の不安や悩みをよく聞きます。
そのため、私どもの仕事を複数のA型、B型事業所事業所に提供することも多々あります。
ですが、皆さんの悩みの声が、本来の事業所の在り方や、
目指していたものから離れていっているように思えることがあります。
恐らく、皆さんが当初考えた事業所の在り方はこうです。
・利用者に適度な作業を提供し、生活のリズムを整える。
・利用者の個性にあわせたプログラムを組み、適度な学びを提供する。
・職業指導と利用者に対し適切なステップアップの機会を提供する。
・利用者とスタッフが一体となって社会に貢献し収益を上げる。
そして、そのために必要なことは
・作業がが常にある。仕事が獲得できる。
・仕事を教える仕組みと環境があり、利用者を的確にサポートできる経験がある。
・負担なく業務をこなすためのシステムがある
・適切な利益を上げることができる。
・スタッフのモチベーションを上げるための仕組みや、工賃・報酬改善のための資源がある。
私は、ものづくり事業をシステム化してきた経験上、これは可能だと思いますし、現在進行形で実践しています。
その仕組みを、興味をもっていただいいた方々に提供する機会を設けたいと考えました。
私自身で対応できる人数が限られますので、20名まではなんとかサポートしたいと思っております。
それ以上の対応については、極力、特需クラブでサポートメンバーを育成し対応したいと考えております。
私自身は、これからの時代は情報が氾濫するなか、いかに実直な姿勢をお客様に知っていただき、
技術やサービスを提供できるかが大切だと考えます。
適切な仕組みと技術で情報を発信し、世の中の役割を担うよう努めたいと思っております。